2018年11月
表題バイクのドレンボルトで、とても面妖な事例がありました。事のはじめは「ドレン付近よりのオイル漏れ」でした。
既存のボルト(画像右)を抜いたところ、完全に破断しており、それが原因で漏れるのは当然と言えます。たまたま在庫していた純正部品(画像左)と比較しましたが、既存品は12mm,純正部品は14mmなのです。
元が12mmで、何らかの理由でそれを14mmに拡大しているなら分かるのですが逆なのです。
このマシンの構造はドレンボルト内にシフトドラム押さえのロケットが組み込まれています。破断した12mmボルトには外径10mmのロケット(純正品)がセットされており、方肉が0.25mm,それでは強度に問題があったのかも知れません。
本来ならドレンホールを拡大し純正の14mm径ドレンボルトを装着したいところですが、座面すぐのところにシフトドラムがあるため分解なしの貫通は難しそうです。
かと言ってこのボルト交換のためだけに腰下全バラも工数の無駄使い、、、
中古部品箱を探したところ外径8mmと、今回の症状に絶好のロケットが見つかりました!(方肉1.25mm)
あとは既存品に取って代わるボルト(プラグ)を取り寄せ、ドリリングして装置。
走行テストでのシフトタッチも確認し、何とか解決出来ました。
しかしこのケースは何やったんやろう?
過日4日に終了したチキチキ15のジョーイ家撮影固定カメラ動画と、オールスポーツさま画像販売が開始されました。ご確認のほど〜。
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